確かに、1種のオールドドメインかもしれませんね。

古いドメインを見つけたとしても、あせってはいけません。
すぐに飛びつかなくても、オールドドメインの性質からいって、そうそうすぐには取得されないものです。

なぜなら、仮にすぐに取得されるようなドメインであるならば、あなたが見つける以前に他の誰かがとっくに見つけていたはずだからです。
すぐに見つかるようなドメインというのは、他の誰かが見つけて、詳細に比較検討をした末、NGの判定を下したという確率が高いものです。

とはいえ、否定的な考えにこりかたまっていては前へはすすめません。
オールドドメインであることを信じつつ、詳細に検討してみることが大切です。
まず、オーソドックスな調査の仕方としては、ウェブアーカイブをのぞいてみるとよいでしょう。
wwwあり・なしの両方でチェックし、アーカイブされているかどうかを調べてみます。

もし、アーカイブされていたとしても、どのくらいの間運用されていたのかや、空白期間があったのかどうか、また、アーカイブされているページ数は多いのか少ないのか、さらに、リダイレクトで利用されていたかどうかもチェックしておきましょう。
もし、リダイレクトで利用されていたとしたら、リダイレクト先がインデックスされているはずですから、すぐにわかると思います。
さらに、*の数をチェックしたりして、過去の更新頻度についてもチェックしておきましょう。

また、フッターのcopylightの部分に、(c) 2010 - 2011 のような記述がされていることもありますので、その部分もチェックしておきましょう。
また、たくさんインデックスされていたとしても、ドメインパーキングで利用されていた場合は、実質、空白期間と考えた方がよいです。

万一、アーカイブされていなかったとしても、ヤフーで被リンクチェックをして、リンク元を確認し、リンクされているページの日付などから、どのくらいの年代のドメインなのかを確認しておきます。
ただ、この場合、オーソリティーサイトからリンクされている場合をのぞいて、パスした方がぶなんです。
ある程度の規模のドメインなら、ほぼ、アーカイブされているはずですので、できるだけ、インターネットアーカイブにたくさんのページが残っているものを取得するのがよいでしょう。

ただ、微妙なのは、1ページぐらいしかインデックスされていないドメインの場合です。
確かに、1ページでもオールドドメインであることには変わりありませんが、1ページということは、極めて短い期間しかインターネット上に存在していなかったという傾向が強いです。
そういうのも、被リンクがたくさんあるようなケースでないかぎりは、スルーした方がよいでしょう。

オールドドメインがインデックスされないの件

せっかくオールドドメインを取得したとしても、インデックスされないという事態が発生することも多々あるものです。
個人的な印象では、100オールドドメイン中、5つぐらいはそういったケースが発生しております。
ウェブマスターツールなどを使い、サイトマップを送信したとしても、まったく反応せず、インデックスゼロの状態が続くという状況です。

特に、ドメインの取得時にリダイレクト設定されて使用されていた偽装ドメインの場合や被リンク元と作成したコンテンツ内容が合致しない場合、または、前回とタイトルなどが異なる場合にインデックスされないケースが多いようです。
もっとも、偽装チェックなどはあらかじめやっておくことが必然ではありますが、せっかく取得したドメインなら、インデックスして欲しいと願うのが人情というものです。

でも、あなたのオールドドメイン、あきらめないで下さい。
このページではその対処方法をご紹介いたします。

私のケースでは、取得したオールドドメインに、すでにある別のサイトをそのまま301リダイレクトして使おうとした場合、インデックスされないというケースが発生しているようです。

このどうしてもインデックスされない場合の対処方法ですが、インデックスされるまで被リンクを増やす、もしくはサイトボリューム、ページボリュームを増やすということをおすすめします。
つまるところ、検索エンジンのことは考えずに、通常どうりにサイトを作成するということです。

グーグルのサイト内カスタム検索窓などを設置してみたり、被リンクをつけてみたり、サイトマップを再送信してみたり、アクセス解析を設置してみたりと、ときどきつっついてみることをおすすめします。

オールドドメインの取得方法について

オールドドメインや中古ドメインの取得方法についてですが、一日に数万~数十万のドメインが期限切れを迎えるなか、手当たり次第にさがしていったとしてもそれほど有用なドメインは見つけることができないので、オールドドメインや中古ドメインの取得方法をよくよく研究することが必要になります。

基本的には、膨大にある期限切れのドメインリスト(pending delete)のなかから、優良だと思えるものにあらかじめ狙いを定めておき、期限切れ直後に取得するということになるはずです。
けれども、膨大な数があるドメインリストのなかから、優良なものを見つけるのは簡単ではありません。

ドメインエイジやオーソリティーサイトからの被リンク情報、被リンクの重複チェックまでを調べるとすれば、かなりの手間がかかってしまいます。また、使用するドメインのサイトテーマやリンクの集中している階層などまで調べるとなると、毎日数万個もチェックするのは不可能です。

ただ、ポイントをつかんで探したりすると、ある程度は効率よくドメイン探しができるものかと思います。
効率的な中古ドメインの取得方法

最終的には、実際に取得する段階が一番難しくなるわけですが、これについては取れなかったら取れなかったで、割り切ることが必要かと思います。どうしても取得したいという場合は、バックオーダー頼みということになるかもしれません。

ドメインパーキングはしない主義

取得したオールドドメインを遊ばせておくぐらいでしたら、いっそのことドメインパーキングを利用して、お小遣い稼ぎをしようという方も多いと思います。
中古ドメインには被リンクが残っているわけですので、流入するアクセス数が多い場合、ドメインパーキングで広告を表示し、それがクリックされることで収益を得ることが期待できます。
ドメインパーキングとは?

けれども、もしSEO対策を目的に利用したり、コンテンツを公開してアフィリエイト収益を目的に利用するのであれば、むやみにドメインパーキングは利用しないことをおすすめします。

たとえドメインパーキングを利用したとしても、付いているページランクなどが消失するというようなことはそれほど多くはありません。
けれども、利用するサービスによっては外部リンクが発生することもありますし、クリック広告を表示するために生成される動的なページが検索エンジンにインデックスされてしまうこともあります。

ドメインパーキングのサイトというのは、広告のみで生成されているコンテンツのないサイトですので、検索エンジン側では間違いなく検索結果からはじいています。
この点については、通常で検索エンジンを利用していて、ドメインパーキングのサイトがヒットすることがないことからもほぼ確実ですが、どうやってはじいているのかについては、おそらく、広告が表示されているかどうかという点が一番大きいような気がします。

実際はipアドレスではじいているのかもしれませんし、ネームサーバーの設定ではじいているのかもしれませんし、そのあたりはわかりませんが、どちらにしても、ドメインパーキングサイトとみなされると検索エンジンからははじかれるわけです。

そんなわけで、もしSEO対策を目的にドメインを取得したのであれば、広告を一切掲載しないで、コンテンツを追加してページボリュームを増やす方がよいです。
もし、1ページのみの状態でサイトを公開しているのだとしたら、最低でも10ページ程度のコンテンツをあてがって公開しておくことをおすすめします。

もし、膨大なドメインを取得していて、それぞれに自分で用意するのは無理という方でも、ライターさんに依頼して、記事を納品してもらうようにするとよいでしょう。

オールドドメイン取得後はサーバーでmt設置が便利

いっぱいオールドドメインを取得することができても、それを使わなくては宝の持ち腐れです。
古いドメインそれ自体では、何の意味ももたなく、そこに優良なコンテンツがあってこそ、本来のSEO効果を発揮することができるのです。

でも、オールドドメインに費用がかかりすぎてしまい、レンタルサーバーやウェブデザインにまわすお金がもうないやっていう方もいらっしゃるかと思います。
そういう場合は、格安レンタルサーバーにmtを設置してみるとよいかと思います。
movable typeなら複数のブログを作成することも可能ですし、何より、カスタマイズ力が優れていますので、被リンクのあるページを個別に作成することができるからです。

それに対して、無料ブログサービスを使用した場合、独自ドメインを設定できるところは多いですが、自分で任意のウェブページを作成することができないので、せっかくの被リンクをとりこぼしてしまうことも考えられます。

例えば、無料ブログサービスの場合、記事のURLが1234.htmlなどのように、連番順になっていることが多いです。
実際は、olddomain.htmlのページに大量の被リンクがあるのに、そういうページを任意に作成できないというケースが発生してしまうのです。
そうすると、トップページの被リンク以外はリンク切れになってしまうことにもなりかねないのです。

一番確実なのは、ホームページを作成することですが、更新作業が面倒くさくなってしまうので、一番てっとりばやいのは、やはり、レンタルサーバーを借りて、カスタマイズ性の高いCMSを導入するのがベストだろうと思われます。
ただ、取得したドメインの数だけテンプレートの確保は難しいかもしれませんね。

ヤフーのlinkコマンドが重要なわけ

今までヤフー検索ではYSTが利用されていましたが、今後、アメリカではBING検索が、日本ではグーグルが採用されることにどやら決まったようです。
最近では、グーグルへの切り替えテストなどもちょくちょく行われているようで、たびたび、ヤフーでの検索順位が大幅に変動することもあるかと思います。

けれども、このグーグルへの切り替えにより、オールドドメインの取得方法への影響も多少は出てくるものと思われます。
といいますのも、ドメインの被リンクを調査する場合、linkコマンドを実行して調べることになるわけですが、グーグルではほんの1部しか公開されないので、ヤフー検索だのみという側面があるからなのです。

ドメインへの被リンク数をチェックする場合、たいていはヤフーを利用してlink:やlinkdomain:などの特殊検索で調べるというのが一般的ですが、今後、グーグル検索へと移行することにより、その方法が利用できないという危惧も広まりつつあります。

となると、調べることができるのは、ドメイン年齢やページランクのみということになってきますが、それだけの要素では、高いドメインを取得するには多少、危険性が高くなるのです。
ただ、所有者にとってみれば、ウェブマスターツールなどによって、詳細な情報を把握することができるのですが、第3者からそれを判断する手立てはなくなってしまうのではないかという可能性があるのです。

検索エンジンには、グーグルやヤフーのほか、BINやバイドゥなどもありますが、比較的ヤフーに近いとされるのは、AltaVistaではないでしょうか。
もし、ヤフーでのlinkコマンドが使えなくなったとしても、AltaVistaである程度は判断できるかもしれませんが、とはいえ、やはり、検索結果にはかなりの差異があると感じております。
いずれにしても、被リンクを調べる方法については、今後はある程度、限られた情報になると考えておいた方がよいでしょう。

ドロップキャッチの精度を上げてコスト削減

今月に入ってから、ページランクグレーのものを6つドロップキャッチしたのですが、昨日あたりにその結果が出てきました。
そのうちPR4がひとつ、PR3が3つ、2とグレーが一個づつという結果に終わっています。

4勝0敗1引き分け、そしてひとつが延長戦に入っているという状態です。

最後のグレーのものがこれからどのような結果になるのか楽しみですが、6000円程度でページランク15がついたことを考えると、費用対コストパフォーマンスはなかなかいいのではないかと思うのです。

ただ、去年取得したもののなかでも、今までずっとページランクが2だったものが、ここ最近3がつくようになっているのが出てきています。
比較的、1996年あたりの古くから運営されているものが多いのですが、時間が経過するとともに、ページランクが復活するというケースもあるようです。

ただ、リセットされている場合はほぼ、ゼロのままで継続されるのは変わらないようです。

当サイトもリセット済みのオールドドメインなのですが、通常の場合、当サイトぐらいの更新頻度があれば、普通は1がついてもおかしくないのですが、やはりリセットされているためでしょうか、ツールバー上のランクには表示されていません。

SEO的にも、「オールドドメイン」で17位ぐらいですので、かなり微妙な感じがいたします。
もし、リセットされたとしても、ページランクが復活することがあったり、あるいは驚異的なSEO効果が見込めるのだったら、無数に落ちているオールドドメインを取得にかかるのですが、当サイトを考えると、やはり、ドロップキャッチをするのが効率的な気がします。

ただ、最近ではたくさんのドロップキャッチャーが参入しているようで、うかうかしてられません。
6,7を取得するには、バックオーダーをかけてのオークション、もしくはプレリリースしかないと思いますが、費用対効率を考えると、6や7を取得にかかるよりも、ドロップキャッチで、3,4をたくさん取得する方が安上がりなのではないでしょうか。

ページランク4のドメイン数十個から一方的に被リンクをもらえば、上位表示させないという方が逆に難しくなるかと思います。