2010年7月アーカイブ

売却というオールドドメインの使い道

オールドドメインの使い道は、やはり、SEO対策として使用するのが正式な使い方かと思います。
けれども、売却・転売を目的に、オールドドメインを取得するという人もなかにはいるようです。

中古ドメイン販売

ドメイン売買で高額な値段がつくのは、一般的な単語での短いドメイン名に人気が集中する傾向にあり、なかには数千万~数億円の値が付くものもあります。

けれども、ハイフンで区切られていたり、複合的なキーワードが組み合わさった形のものはそれほど人気はなく、あまり高い値は付きません。
個人が取得できるようなオールドドメインの場合、たいていは後者のような多少長めのキーワードでのドメイン名であることが多いのではないかと思います。

ただ、そのようなドメイン名であったとしても、高ページランクのものはある程度の価格が付く場合が多いです。
数千万は無理だとしても、数十万~数百万ぐらいは可能性があるものと思われます。
売却する際は、sedoなどのオークションサイトが利用されているようですが、入札数が多いものだと数十万円程度のものもちらほらと存在します。

その際、ドメインパーキングを利用しながら広告表示でのお小遣いを稼ぎつつ、ドメインが売れるのを待つという形になるかと思います。
一方、ドメインを購入するという人にとっても便利なシステムです。
なかには格安でオークションに出品されているものもあり、円高が進みつつある現在、海外ドメインを購入するにはいいチャンスが来ているものと思います。

ジャパンマネーで海外のオールドドメインを買い漁り、じっくり育ててからサイトごと売却するというのも、ひとつの使い道なのかもしれません。

期限切れ、高PRでも古いドメインとは限らない

ドメインに関してけっこうまぎらわしい点がいくつかあるわけですが、期限切れの高ページランクのものと古いものとは意味合いがまったく異なるという点をまず確認しておきましょう。

一般的に、期限切れドメインを狙う理由としては、ページランクがのこっているからという面が強いです。
期限を迎えて、だいたい数時間程度、はやければ pending delete の段階でページランクがリセットされますので、取得したらすぐにページを公開してそのまま保持しようという目的の人が多い傾向があります。

ただ、この期限切れドメインの大部分は、ここ2,3年のうちに取得されたあたらしめのドメインであることが多く、古くから運営されているドメインはそれほど多くはありません。
もちろん、期限切れの高ページランクのドメインで、なおかつ古いドメインというのも存在しますが、そのようなドメインは人気が高いです。
もし、取得後もそのページランクが維持されており、関連するサイトをお持ちでしたら、リンクをはることによって、SEO対策的な効果が見込めることでしょうが、ほとんどは、ごく最近のドメインなのです。

そのような最近のドメインというのは、ページランクが高くても、安定しなかったり、ドメインの底力的な部分が弱かったりするものなのです。
そういった意味でも、われわれのような一般人が手にできるオールドドメインというのは、期限切れですでにリセットされている、ランクなしドメインが多いものと思われます。
オールドドメイン販売サイトなどで売られているのは、これらのリセットされたオールドドメインを自力でページランクをくっつけたケースのものが多いと思います。

この1度リセットされているか、いないかによって、けっこうな違いが出てくるものですが、普通に手にいれることができるリセットなしのオールドドメインというのは、そうそう多くはないものなのです。

けれども、リセットされているからといってSEO効果がないかというとそういうわけではなく、使い方さえ間違わなければ、かなりのパワーがあったりすることも多いです。

オールドドメインは2歩下がって使う

オールドドメインの効果についてですが、私の検証結果では、3ヶ月程度で月間3万ユニーク程度の増加という結果となっていますが、この間、ヤフーとグーグルのシステム的な変更もありましたので、実質1万ユニークぐらいです。
この3万ユニークの増加というのは、自サイトの増加分を全部足した合計値なわけですが、だいたい、ひとつのサイトで1日200人ぐらいは増えています。

このアクセスの増加分によって、当然アフィリエイト収益の方も増加しているわけですが、投入したオールドドメインの取得費用の10倍ぐらいにはなって返ってきているので、効率としてはけっこういいのではないかと思っております。

ただ、高ページランクを取得して、サーバーを分散し、そこに自サイトへのリンクを貼り付けて終了みたいな使い方をしても、それほどSEO的な効果は現れないのではないでしょうか。

なぜなら、サイトの関連性というとき、重要となるのは被リンク元自体の被リンクになるわけですが、直接のバックリンクとしてオールドドメインを使っている場合、このアンカーテキストの部分がめちゃくちゃになってしまうからです。
そのようなわけで、間に関連性の強いサイトをワンクッションはさんで使うことをおすすめしております。

オールドドメインは2歩下がって使えというが私の持論です。

ただ、関連性の強いドメインの場合は、直接使ったほうがよいです。
この点については、日本語でも英語でも効果のあることを確認しております。

もっとも、1ページのみのぺラサイトで作成したとしても、見た目的には高ページランクから張られているリンクとなりますので、一見するとSEO的な効果が高そうな気もします。
ただ、さすがに1ページのみで構成されたサイトの場合は、あまり効果が高くありません。
検索エンジン対策のみに作成されたページという印象がモロに出てしまうからです。

1ページのみでも数で押していくことも可能なわけですが、ある程度のコンテンツをあてがって、10ページぐらいのサイトボリュームにした方が、比較的反応はいいものかという気がするのです。

バックオーダーの入札数も確認

取得予定のオールドドメインリストを作成したら、バックオーダー業者の方も確認することをおすすめします。
バックオーダーというのは、中古ドメインのドロップキャッチの代行ことを指していますが、オーダー数が表示されるところもあるのでドメインの注目度がある程度わかります。

例えば、その日にねらいをつけた中古ドメインが10個あるとして、そのなかですでにバックオーダーが入っているドメインがあれば、自分がドロップキャッチして取得できる可能性は少ないと見るべきです。

一方、まったく入札されていない場合は、期限切れ直後にドロップキャッチできる可能性がある程度は残されているといえます。
その中古ドメインが「なぜ注目されていないのか?」についてもう一度確認してみると、実は膨大なコメントスパムがされていたなどのケースもありますが、単に見過ごされているケースもありますので、そういうのにねらいをさだめると効率がよいでしょう。

たとえバックオーダー業者で人気があったとしても、「なんでこのドメインが?」というケースもあり、意図的に価格をつりあげているとしか思えないケースもあります。

逆に、ページランクがついていないとしても、すぐに高ページランクが復活するだろうと思われるケースもあり、そのような見過ごされやすい穴場の中古ドメインを通常価格でゲットするのが一番効率がよいかと思います。

何しろ、毎日大量のドメインがドロップされるのですから、格安で取得するようにこころがけるべきです。

どうしても落としたいドメインの場合は、多少の料金を払って、バックオーダー会社を利用するのもいいかと思います。

■主なバックオーダー業者

namejet
$69~。取得予定のドメインを検索してしらべましょう。
入札数などを確認できます。

snapnames
$59~バックオーダー数がわかる

pool.com
$60~(1年分のドメイン登録込み)。バックオーダー数などはわからない。

ドロップキャッチのタイミング

ドロップキャッチとは期限切れドメインを再取得することを指しています。
これはレジストリーがドメインを開放して落っこちてきたところを、間髪を入れずにすかさずキャッチすることから来ているわけですが、人気のドメインともなるとたくさんの人がドロップの瞬間をねらっているので、取得するのはなかなか難しいです。

うまくキャッチするポイントとしては、一括検索できるレジストラでチェックして、取得可能になった時点でいつもの取得事業者で取ることをおすすめします。
たとえ一個のドメインにしか興味がなかったとしても、同じ日にドロップされるものを適当におりまぜてたくさんチェックするのがベターです。

といいますのも、何回もチェックしていたら、欲しいドメインであることが分かってしまい、需要のあるドメインとしてレジストラー側で確保してしまうケースがあるからです。
直前に何度もチェックするのはなるべく避け、チェックする場合でも、にせクエリなどもたくさん発信しながら、本命のドメインがどれかわからないようにしてチェックされることをおすすめします。

お金をかけてバックオーダーをかける場合も、なるべく目立たないようにやるのがよいでしょう。

ただ、明らかにオールドなドメインの場合はそうもいきません。
当然、人気のドメインであることはわかっているので、どの業者も取得しにくるはずなのです。
そのような場合は、運しかありませんので、取れたらラッキーぐらいの気持ちでいるのがいいと思います。
結局のところ、100%の確率で自分で取得できるということはないのです。

ドロップされる時間帯は、comやnetは朝4時~5時過ぎ、orgは深夜の11:30前後です。
ドロップされる場所は日本ではないので、海外のサマータイム制などによって前後する場合もありますが、すべて完了するまでにある程度の時間がかかっているようです。

詳細はわかりませんが、おそらくアルファベット順なのだろうと思います。

いずれにせよ、ドロップキャッチチャンスは毎日あります。
確率論的な話になってしまいますので、ひとつのドメインにこだわらず、視野を広げてお探しになることをおすすめします。

ドメイン選びのフィルターわけ

ドロップキャッチでドメインをゲットする際、いくつかのフィルターをかけて探すと比較的効率がよくなるものです。
個人的には優良な被リンクが100以上ついているオールドドメインも一応はドロップキャッチを試みますが、たいていは業者側がおさえるので、どうしてもというとき以外ははずしています。

私がねらっているのは、数十ぐらいのオーソリティーサイトからの被リンクがついているもので、なおかつ、発リンク数の少ないページのメインコンテンツ内からの被リンクのあるドメインです。

そういうリンクは、無料ブログからの重複被リンクの数百本分ぐらいに相当する価値があるにもかかわらず、業者の方ではあまり人気がないので、ドロップキャッチの成功率が高いです。
また、すでにページランクがゼロのものや偽装のものも一応ははずしてます。
グレーで何もついてないものが比較的取得しやすいです。

ただ、被リンク元のドメインの重複やらipアドレス、年代、さらにその被リンク元のデータまで調べるとなると膨大な作業が必要になりますので、効率よく探すためにはある程度のノウハウが必要になってきます。
個人的な印象では、ディレクトリ登録されているドメインは、たいていはそのほかのオーソリティーサイトからの被リンクも何本かもらっているケースが多いです。

それらのドメインのうち、コメントスパムや所有者の継続性のないもの、あるいはトップページに被リンクが集中していないものなどをはずすと、ほとんどはずれなくページランクが復活しています。

そういうフィルタをいくつか用意しておけば、夜寝る前の10分でチェックしてドロップキャッチ、そして朝起きてからの10分でチェックしてさらにドロップキャッチと効率のよいキャッチング作業が可能になります。

私のアベレージでは、取得が競合するような優良なドメインは1日3~5個程度であるのに対し、そのような穴場のドメインは1日5~10個程度はドロップされることが多いのですが、前者の成功率はほぼ0%であるのに対し、後者の場合はおおよそ20%~30%程度の成功率といったところでしょうか。

取得できたもののうち、だいたい7割程度のドメインが3以上で復活してます。
つまるところ、ページランク3や4のドメインなら、1万円で7つぐらいは取得するのが可能なのです。

SEO対策する上でのタイトルの付け方

優良なオールドドメインを取得できても、うきうきしていているわけにはいきません。
ドメインの空白期間ができないよう、検索エンジンのクローラーがやってくるまえに、すぐさま、すばやくウェブサイトを公開するようにしましょう。

ただ、ここで最初の難問がやってくることになります。
SEO対策上、タイトルやウェブサイトはどのように作ればいいのか?という問題です。

例えば、以前は英語のサイトだった場合、日本語でサイトを公開しても大丈夫なのか?とか、
タイトルは違ったふうに変えてしまっても問題ないものなのか?とか、
あるいは、内容がまったく違ったサイトを公開してもかまわないだろうか?とか、
判断の難しい点がいろいろと出てきます。

一番オーソドックスでぶなんな処理方法としては、以前のドメインと同じようなタイトルとテーマで作成するのがベターです。
けれども、キャッシュからコンテンツ内容をまるごとコピーするような方法は、著作権の侵害である以前に、人としての公序良俗に反することになります。
ですので、最小限の関連性を保ちならがら、似たようなテーマでオリジナルのコンテンツを作成するという方法がベストかと思います。

もしタイトルの付け方がわからないという場合、一番強そうな被リンク元のアンカーテキストをそのまま使うという方法がおすすめです。

例えば、白紙ページのみでサイトを公開した場合、検索エンジンではその白紙のページがインデックスされることになりますが、スニペッド上でのタイトルも白紙というわけではないのです。
何の情報もなかった場合、被リンク元のアンカーテキストなどを判断し、検索エンジン側でかってにそのドメインに対する最適なタイトルをつけてくれるのですが、おうおうにして、これには被リンク元のアンカーテキストが選択されることが多いです。

この検索エンジンが判断する最適なタイトル名と自分でつけたタイトル名とがあまりにも乖離している場合、ページランク情報などはリセットされる可能性が高くなるので、重々気をつけたいものです。

これはタイトルだけではなく、コンテンツ内容やURLの付け方にもいえることですが、検索エンジン側が用意している答えとあまりにも違う回答をしてしまうとリセットされてしまうので、的確に対処しておきたいものです。
まだ、インデックスが残っている場合、info:でサイト情報を参照してみると、たいていは答えがのっていることが多いので、それをタイトルにつけてしまうとよいでしょう。

そうこうして無事にページランクが復活してからは、自分の意図するサイトにちょっとづつ変えていくことをおすすめします。

例えば、titleタグを「example.com」としてサイトを公開してページランクが復活したのならば、次の段階では「example.com - オールドドメインでしょうか?」のような形に変えるわけです。
そのあとも検索エンジンの顔色をうかがいながら、最終的には、本文中のH1からも取り去ってしまい、「オールドドメインでしょうか? - example」のような形にしてしまうのがよいでしょう。

ただ、いっきにかえてしまうとばれちゃいますんで、だるまさんころんだ的にちょっとずつやっていていくとページランクの消失は可能な限り食い止めることができると思います。